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ハイブランドの美しさの背景から「ブランドの価値」を探求する

こんにちは。プラナートのデザイナー田村です。

あなたはブランド品を購入するとき、どのような理由で買いますか?そもそもブランド品なんて買わないよ!という方もいらっしゃると思います(私がそうでした)。しかし、ブランド品はなぜ「高い」ままで売れるのか、何がそのブランドを作っているのかを考えることが、良いデザインを作ることにもつながると思いこの記事を書いています。

たとえば、2015年からGUCCIのデザイナーに就任したアレッサンドロ・ミケーレは、就任直後からこれまでのグッチの世界観に大きな変革をもたらしました。以降、「どこか毒のある、奇抜で美しいデザイン」を作り、貫き続けています。過去のデザインを発掘し新しい形で取り入れるなど、これまでの歴史を踏襲しつつも発想豊かで斬新・新しいイメージをつくりあげ、グッチは品質や接客はもちろんのこと、この「ミケーレの世界観」で多くのファンを獲得しています。

私もGUCCIがとても好きですが、それは「なんとなくかっこいいから」という理由から始まり、「デザインに対するこだわりがどこにあるか」を考えるきっかけになっているからだと思います。たとえば、ブランド品を、「ロゴのわかりやすさ」で選び、身に着ける方はもちろん多いですが、「歴史と伝統」「デザイナーの作り上げる世界観」「そのブランドが主張していること」そして、「なぜそれを選ぶのか?」というプロダクトデザインに対するひとつの答え(答えなどない中で、考え抜くことができている)があることが、ブランドの価値を落とさずに、GUCCIがGUCCIとしてあり続けられる理由ではないかと思っています。

このように「ブランディング」を極めた「ハイブランド」を見つめると、なぜブランディングが必要かが見えてくるように思います。そして、世界的に支持されているブランドはその上で「デザイン」だけでなく、品質、環境問題、人権や倫理の問題などに対しても、厳しい目で見つめられているからこそ、「価値が下がらない」確かな信頼を作り続けられるのだろうと思います

ハイブランドについて考えるとき「なぜあのブランドが高いのか」という視点は、ブランド品以外、例えば自社製品をブランディングする際にも有効です。「デザイン」の価値はかんたんには測ることができないものですが、そのデザインを「良いもの」と呼ばせるためのブランディングには、「クライアントの満足をとりつづけられるか」という確かな評価基準があるのです。

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