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平面構成の基本

こんにちは。

福岡市のデザイン会社・株式会社プラナートの岡本です。

今回は平面構成についてご紹介します。

初めに、一つの作品の中には、色や形などさまざまな構成要素で作られています。

人間は作品を目にしたとき、これらの要素をバラバラに認識するのではなく、全体像としてとらえ、一つの構成物として把握しようとする気持ちが働いてきます。

こうした人間の考え方を「ゲシュタルト心理学」といいます。

ゲシュタルト心理学とは、人間の心理を全体性や構造に重点を置いてとらえることを言います。

平面のデザインを学ぶ上では、ゲシュタルト心理学の考え方を知っていると有利に働きます。人間がどんなプロセスで物事を観察し、図像を認識しているかを考えていきます。

そのほかに二つの要素があります。

【図と地】

作品全体を見て最初に行うことは、作品の「図と地」を見分けることです。

図と地とは、図像の中で、ある物がほかの物を背景として全体の中から浮き上がってきます。焦点を合わせる対象になったときに図と呼び、背景に遠のくものを地と呼びます。

グラフィック作品では、図は主題となるオブジェクトであり、地は背景となる色やテクスチャに当たります。

【グループ化の原理】

ゲシュタルト心理学では、目に見える図形などの対象物を、一定の道筋を持った全体的な構造物としてとらえます。

人間の視覚は、一定の道筋や形態にまとまる志向性を持ち、一般的な道筋の傾向のことを「プレグナンツの法則」と呼んでいます。

プレグナンツの法則とは、プレグナンツが「簡潔さ」という意味で、人間が形態を知覚するときは、全体としてもっとも単純で安定した秩序ある形にまとまろうとする傾向のことです。

「図と地」の認識以外に他にもいくつか認識パターンはあります。

◎近接

互いに近接しているオブジェクトに対しては、それらが互いに同じグループであることを認識。

◎類同

複数のオブジェクトがランダムに並んでいても、同じ形や色の属性を有しているオブジェクトにたいしては、それらが同じグループであると認識。

◎閉合

2つのオブジェクトが互いに閉じあっている場合にこれらを一つのオブジェクトとして認識。

◎よい連続

連続する曲線が、ある形状を形づくる場合、これらの線をひとつながりの線として認識。

以上4つが物事を単純化したりグループ化してとらえたりする認識のパターンです。

最後に、デザインなどの作業に入る前に欠かせないことが情報の整理です。情報は、写真やイラストなどの素材や、文字で書いてある素材があります。お客さん最初に読んでほしい情報やポイントは何か。次に読んでほしいものは何か?という具合に流れを進めていきます。

また、情報整理した後は、前回お話ししたレイアウトも考えていきます。

お客様からのニーズをしっかりヒアリングし、デザイナーに伝わりやすいディレクションを目指していきたいと思います。

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