こんにちは。
福岡市のデザイン会社、株式会社プラナートの岡本です。
Webサイトのデザインも洋服と同じように、進化し続けその年代によってトレンドがあります。
今回は、webデザインの歴史を紹介していきたいと思います。
Webサイトが最初に誕生したのは、1991年イギリスのティム・バーナーズ=リー博士が世の中に出しましたが、ほぼテキストのみのデザインでした。
ただ、通信速度は今に比べるとめちゃくちゃ遅く、すぐに検索することは困難でした。
(参考:http://info.cern.ch/hypertext/WWW/TheProject.html)
HTMLの誕生により、テキストに「タイトル」や「見出し」などマークアップができるようになり、Webサイトにデザイン性が入ってくるようになってきました。
しかし、通信速度は相変わらず遅いままでデザイナーのできることが限られていたのです。
そして、1990年の半ばに差し掛かると様々な機能が出てきました。
現在のAdobe社であるMacromedia社が「Flash」というソフトを開発。
この開発により、webデザインに音やアニメーションを組み込むことができるようになってきたため、通信速度は「ADSL」や「ISDN」でも動画を使えるようになりました。さらに、Web上ではゲームも可能になり、ネットの普及は一気に加速し始めました。
また、Flashは爆発的な人気となり、Flashを使っていないwebサイトはないのでは?というくらいの人気でした。
ただ、Webサイトが増えていく一方SEO対策をしていかないと上位に表示されにくくなってきたのがこのころですが、Flashは検索エンジンとの相性が悪いためSEO対策には全く向いていませんでした。
そこで、今年の2020年の12月末を持ってFlash Playerの配布と更新を終了することを発表しています。その背景は、表示速度も遅くSEO対策に向いていないこと。セキュリティーの弱さ。スマーフォンでは表示されない。などの観点から終了に至ったようです。
そして、2000年代に入るとWebデザインは飛躍的に進化します。ここで誕生したのが、「CSS」です!デザインとコンテンツを分離することで格段に文章が読みやすくなってきました。これにより、データーが軽くなり、メンテナンスが楽になりました。この頃にアイコンにリンクを付けられるようになってきました。
さらに、Web2.0の登場により、Webを端末やアプリ、OSに制限を設けずに結び付けられるようになり、YouTubeやFacebook・Twitterのサービスが世界中に広がってきました。
これにより、世の中の情報を発信でき、相手からのレスポンスを受けることが出来るようになり、一気にSNSが広がってきました。
Webの成長とSNSの誕生により、携帯もガラケーからスマートフォンに進化し、SEOはwebデザインを決定するほど重要度を増してきました。
いかに関心を持ってもらえるコンテンツを提供できるか、ユーザーが使いやすいようなデザインを提供していくことが不可欠になってきたのです。 当たり前に見ていたWebサイトも歴史があることを初めて知ることができ、Webのすごさを実感しました。次回はWebサイトにもトレンドあるのでご紹介していきたいと思います。
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