メンズコスメにみる「常識の破り方」

こんにちは。プラナートのデザイナー田村です。最近、巷で話題になっている「メンズコスメ」。2020年は大手コスメ企業が商品開発し発表するなど、「出てきたな〜」という印象がありますが、まだまだやったことがない男性の方、多いのではないでしょうか。「化粧は女がするもの」というイメージがついている方にこそ、一度は試してほしいメンズコスメ。それは「セルフケア」と「好印象」をつくるための一歩になると思います。それでもアレルギーだなと思われる方、売れている営業マンの方でネイルサロンに通ったり、スキンケアにこだわりがあったり、ナチュラルなまつ毛エクステをして目力を強くしている方は結構いらっしゃるのです。目立たないところで見た目のケアと印象をつくる努力をしている彼らは、ある意味で「常識破り」な発想をもち、柔らかい頭で結果を手に入れている部分もあるのではないでしょうか。もちろん、メンズコスメやセルフケアの分野が「男性にとって常識」になればまた変わってくるのでしょうが、なかなか古い考えが残りやすい日本では浸透するのに時間がかかりそうですが……。

私は女性ですが、長いことあまり化粧に興味を持っていませんでした。ファンデーションが肌色を均一に整えるものだとも知らなかったですし、スキンケアが精神のバランスを保ってくれる一要素であることに気づいたのはここ数年のことです。できればやりたくない!どうして男性はやらなくていいの?と逆に「やらなくていい」男性を羨ましいと思っていました。

しかしやっぱり美しい肌に対する憧れみたいなものは年々つのり、スキンケアを意識して行うようになってからは、意外と気持ちのいいもので、自分を大切にする意識が芽生えたり、調子を把握したり、ある程度の規則正しさを求めるようになってきています。例えば歯磨きをするようにスキンケアをしたり、ポイントメイクで少しだけ眉を書き足してみるとか、肌の色味をコントロールするだけでその日の気分が変わるのであれば、一種のマインド強化にもなりますし、印象もアップするなどいいとこづくめだと思うのです。もちろん今はまだ「男のくせにメイクなんて」といわれる方も多く、YouTubeでも「バレないメイク」が主流…ですが、自分の一つの武器としてコスメに頼り、社会の常識を破ったぞ、まけないぞ、という意識が生まれるだけでもひとつ強くなれると思いませんか。ともあれ、セルフケアとしてのメイクやスキンケアはもっともっと男性に親しまれていいのではと思います。(男性向けのコスメのパッケージが個人的にはとても好きなので、ジェンダーレスなデザインのコスメが今後増えていけばいいなとも思いつつ…。)

 

 

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