効果の出るウェブサイトを作るためのマーケティング思考

こんにちは。プラナートのデザイナー田村です。今回はウェブサイトを作るアイディア、着想の部分を書いていこうと思います。

あなたのお店をこれからブランディングしていくとします。たとえば、「20代の女性に受けるようなサイトにしたい」と思った時、今の20代女性が何に受けているかを知る必要がありますよね。私は今年ぎりぎり20代女性枠に入りますが、今の若者世代は情報の収集先がとても多様化しているため、簡単に「受ける」ものを見つけることが難しくなっていると思います。ここで、安易にその世代の個人に話を聞いてみると、その人の「好みのサービス」が異様に突き出た提案が出てくる可能性が高いです。もちろん、これを形にすることも可能ですが、大当たりするとは限らないので注意が必要です。

では、どこから情報を仕入れていくか?その世代の行動を把握することで、またターゲットをより明確にすることで見えてくるものがあります。たとえば、売りたいものが「清涼飲料水」だとしましょう。ターゲットが20代の「働く女性」とし、買う場所はコンビニがメインになると想定します。20代の働く女性が飲み物を買うタイミングは「出勤前」「お昼時」「退勤後」この三つのタイミングだなあ、とか、ウェブとしてリーチする時間帯は「通勤時」「退勤後」「寝る前」だろうなあ、という想定と実際の数字を紐付けながら、「いつ売るか」「いつ見てもらうか」「コンテンツ」を決めていきます。

上の例えはとても大きなビジネスの話でしたが、行動を測定し反映させるのは中小企業や個人のサイトでも変わらずにとても必要です。特に、2020年ウェブサイトは「持っていて当然」の時代。かつ、「どこも同じようなサイト」という印象を持たれている業界は数多くあり、没個性的なデザインが反映しています。しかし、逆を言えば少しのアイディアや運営の努力をするだけでユーザーに好まれる可能性を秘めたサイトづくりをこれから目指せる可能性があるということです。

いわゆる「ホームページ業者」に、勧められるがままに作ったサイトをもう一度見直し、届いて欲しいユーザーに向けて発信することのできるチャンスを作るためにも、ホームページをマーケティング視点で眺めてみることをお勧めします。また、「こんなサイトがあったらいいのに」などのご希望がありましたら、ぜひプラナートにご相談くださいね。

 

 

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